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リウ・ユーニン主演の華流ドラマ『折腰』はどんなドラマ?キャスト・相関図・見どころをまとめてご紹介

©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

中国ドラマ『折腰(The Prisoner of Beauty)』は、戦乱の時代を生き抜く若き男女が、復讐と和解、政略と愛の間で揺れ動きながら、やがて真実の愛と平和への道を見つけていくロマンス古装劇です。

リウ・ユーニン目当てで、このドラマに興味がある方も多いのではないでしょうか?

この記事では、これから『折腰』を観ようと思っている方に向けて、あらすじ、キャスト、相関図、見どころをご紹介します。

『折腰』の作品概要

  • 制作:2023年|中国
  • 原題:折腰
  • 原作:折腰(蓬莱客 著)
  • 脚本:南鎮
  • 総監督:鄧科
  • エピソード数:全36話

あらすじ

では、『折腰』のあらすじから見ていきましょう。

舞台は戦乱の時代です。

巍国の魏家焉州の喬家はかつて同盟を結び、両国の発展を支え合っていました。

しかし、14年前、巍国が敵軍の襲撃を受けた際、同盟国である喬家は、援軍を送らずに撤退します。

この裏切りにより、魏家では多くの男性が命を落とし、幼い魏劭(リウ・ユーニン)は家族を失い、喬家への憎しみと復讐心を抱いて成長します。

一方、喬家の孫娘・小喬(ソン・ズーアル)は、国と一族を守るため、祖父の決断で魏劭に嫁ぐことを決意します。

相関図

相関図はこのようになっています。↓

©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
巍国:辛都。兵力がある。干ばつ問題あり。運河が必要
焉州:康郡。水に恵まれて豊作
邊州:巍国と焉州の同盟を崩したい
良崖国:運河工事に反対

  

『折腰』のキャスト

ソン・ズーアル:小喬(シャオチャオ) 役

焉州出身。喬家の孫娘。聡明で、知略に長けています。

家族のために、自ら進んで魏劭との政略結婚を受け入れました。

結婚を拒む魏劭の心を掴もうと、あれこれ手を尽くし、徐々に信頼を寄せられるように。

魏劭に嫁ぐと、親族たちから宿敵扱いされて肩身の狭い思いをしますが、決して屈することなく難題を切り抜けていきます。

祖父からは民を第一に考え、魏劭の心を掴んだら「焉州のために策を立てろ」と教えられましたが、焉州と巍国が平安になるよう尽力します。

ソン・ズーアルのプロフィール

ソン・ズーアル(宋祖兒)
1998年5月23日生まれ(27歳)。天津市出身。
代表作:「覇剣〜五神の覚醒〜」「九州縹緲録~宿命を継ぐ者~」など
 ソン・ズーアルの出演ドラマ一覧

リウ・ユーニン:魏劭(ウェイシャオ) 役

巍国の家主。字は仲麟。父と兄を目の前で殺害され、若くして家主になりました。

過去のトラウマで、暗闇では眠れません。

仇を討つまでは結婚しないつもりでしたが、大きな野望を果たすために小喬と結婚します。

喬家への憎しみは残るものの、14年前の裏切りと小喬は無関係だと、小喬が窮地に立たされた時には救ってあげます。

小喬の人柄に触れるうち、次第に信頼を寄せるようになり、愛が芽生えていきます。

リウ・ユーニンのプロフィール

リウ・ユーニン(劉宇寧)
1990年1月8日生まれ(35歳)。遼寧省丹東市出身。
代表作:「安楽伝」「長歌行」など

リウ・ドァンドァン:魏儼(ウェイイエン) 役

魏劭の従兄。字は世元。魏劭と共に巍国で育ちました。

自由奔放な性格。酒と女が大好きで、多くの女性に囲まれることを好みます。

疑わしい出生ながら、魏姓を名乗っています。武術と戦略に長けているのに、祖母が権力や財産を与えてくれないことに対し、疑問を抱いていました。

邊州を遊歴中にある人物と出会ったことで、喬魏同盟を崩すと決意して帰郷。

しかし、小喬から真実を聞かされたことで、魏家の一員として生きていくことを誓います。

もともと喬家には敵意を持っていましたが、次第に小喬に心を動かされていき、後に思わぬ事態を招いたため、巍国を去る決断をします。

リウ・ドァンドァンのプロフィール

リウ・ドァンドァン(劉端端)
1986年6月4日生まれ(39歳)。北京市出身。
代表作:「慶余年」「上陽賦~運命の王妃~」など

シュエン・ルー:蘇娥皇(スウファン) 役

武山国出身。邊州の州牧・陳翔の妻。玉楼(ユロウ)夫人。額に花鈿があるのが特徴。

叔母は徐夫人。魏家で育ち、魏家の兄弟たちと幼なじみ。魏劭の兄と婚約していましたが、14年前の喬家の裏切りで白紙に。

今でも喬家を恨んでおり、喬魏同盟を決裂させようと企みます。

夫の死後、追われる身になり、祖国へ逃亡。

長年の恨みを晴らそうと策を練ったものの、魏劭に暴かれて、鼻を斬り落とされます。

シュエン・ルーのプロフィール

シュエン・ルー(宣璐)
1991年1月15日生まれ(7090歳)。江蘇省南京市出身。
代表作:「如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~」「陳情令」など

その他 登場人物

徐夫人魏劭の祖母。亡き巍国侯の妻。魏家で最も発言力のある人物。和解のために喬家との結婚同盟を提案。一人娘を誘拐した邊州に恨み。魏儼が出生の秘密を知るのを恐れ、ずっと隠してきた。
朱夫人魏劭の母。魏経の未亡人。嫁いできた小喬に離縁状を送り、城外に留めて追い返そうとし、姪の楚玉を魏劭の側室にしようと画策。
楚玉(チュユ)魏劭の従妹。早くに両親を亡くし、朱夫人の元で育った。朱夫人と共謀して小喬を追い出そうと企てたが、失敗して追放される。その後、蘇娥皇に利用されて口封じされる。
魏保:
ガオ・ウェイグァン
魏劭の兄。14年前、辛都で戦死。蘇娥皇の許嫁。臨終前、玉珮を二つに割って、1つは蘇娥皇、もう片方は魏劭に託す
公孫羊(ゴンスンヤン)軍司。魏劭のために策を立てるだけでなく、魏劭と小喬の間の緊張関係を和らげる役割も担う。若い頃は魏倫の参謀だった。
魏梁(ウェイリャン)魏劭の心腹。四大将軍の1人。小桃が好きで、後にプロポーズ。小桃の願いで故郷の花を手に入れようと出向いた先で、敵に追われて命を落とす。
魏渠(ウェイチュ)魏劭の心腹。四大将軍の1人。魏梁の遺体を回収しに行き、敵に片腕を切り落とされる。
魏枭(ウェイシャオ)魏劭の心腹。四大将軍の1人。14年前、父親が戦死し、喬家を恨む。盤邑で小喬を殺害しようとするが、魏劭に阻止される。
魏朵(ウェイデュオ)魏劭の心腹。四大将軍の1人で最年少
魏典(ウェイディエン)魏劭の叔父。家主を継承した魏劭に不服。容郡の郡守と親しかったが、小喬の策略で郡守に疑いを抱くようになる。その後、魏渠に腹を貫かれて命を落とす。
喬圭(チャオグイ):
キン・シケツ
焉州の家主。小喬の祖父。隣国の諸侯たちと同盟を結ぶ。14年前、巍国を救援せず、魏家の3代が辛都で戦死することに。小喬が魏劭に嫁ぐ際、魏家に尽くして14年前の借りを返すよう助言。
喬越(チャオユエ)喬圭の長男。大喬の父親。喬平の名声が高まっていくことに不満。張浦の助言に従い、劉琰と手を組む。その後、楊奉に脅され、劉琰に斬られて命を落とす。
喬平(チャオピン)喬圭の次男。小喬と喬慈の父親。先見の明があり、喬越に嫉妬され、薬を盛られて両目を失明。監禁されたが、魏渠に救出される。
大喬(ダチャオ):
ハー・ホンシャン
喬越の娘。小喬の従姉。箜篌の名手。魏劭と政略結婚させられそうになったが、小喬が代わりに嫁ぐことになり、比彘と駆け落ち。比彘と静かに暮らすことを望む。劉琰が巍国を攻撃した際、比彘の兵を借りたいという小喬の申し出を断る。その後、父親の策略にはまって人質にされ、比彘が利用される。比彘が自分のために操られることを望まず、自ら身を投げる。
比彘(ビジ):
ジョウ・ルーラー
馬夫。大喬と駆け落ちし、純粋な愛を注ぐ。怪力の持ち主で、邊州の兵を追い払って博崖の諸軍監師に抜擢される。小喬の助言で、博崖が巍国に奪取される前に喬家の旗を掲げる。魏劭とは良好な関係だったが、大喬が人質にされて一戦を交える。大喬が身投げすると、劉琰を殺害して恨みを晴らす。
喬慈(チャオツ):
アオ・ズーイー
小喬の弟。喬平の息子。武術大会で蘇子信を打ち破る。小喬に従い、各州の州牧を説得して運河の修築に同意させる。劉琰と手を組んだ喬越に軟禁されたが、丁夫人に救出され、魏梁の護衛を受けて巍国へ援軍を求めに行く。
春娘(チュンニャン)小喬の乳母で、小喬の嫁入りに付き添って巍国へ。小桃の実の母親。
小桃(シャオタオ):
リー・シュエチン
小喬の侍女。算術や商売に長け、資金集めに熱心。魏梁と結婚を約束。
小枣(シャオザオ)小喬の侍女
張浦(ジャンフ)喬越の軍司。何度も喬越をそそのかす。最終的に喬越を劉琰に殺害させた。
楊奉(ヤンフォン)磐邑の県令。治水に優れており、運河工事の監督官を任される。甄値とは長年の宿敵。劉琰が盤邑を攻略した際、劉琰を暗殺しようとしたが失敗して殺されてしまう。
甄値(ジェンジ)辛都の県令。堤防修理を任される。若い頃、楊奉とともに永寧運運河の建設に携わった。楊奉とは犬猿の仲。劉琰が巍国を攻めた際に戦死。
李粛(リス)14年前、喬魏同盟を決裂させようと巍国に侵攻した。魏劭に復讐される。
薛泰(シュエタタイ)陳翔の心腹。巍国にとって脅威な存在
陳翔(チェンシャン)邊州の州牧。病弱。自分の死後、妻・蘇娥皇のために玉楼を建てて、薛泰に蘇娥皇を守るよう託した。
陳滂(チェンバン)陳翔の叔父。丹郡の郡主。陳翔の死後、州牧を引き継ぐ。過去に巍国の娘(魏儼の母親)を拉致した。
蘇子信(スズシン)蘇娥皇の弟。武山国の世子。拷問されて錯乱し、これまでの蘇娥皇の悪事を吐く
劉琰(リウイエン)良崖国の世子。13歳で喬家に避難し、18歳で良崖国に戻った。盤邑を手に入れようと小喬に求婚するが、断られる。父親が後妻の子ばかりを溺愛するのに不満を抱き、父親と義母殺害して権力を奪う。蘇娥皇にそそのかされて魏劭を攻撃したが、小喬の策略で援軍が撤退して敗北。蘇娥皇の兵を手に入れるために婚姻したものの本気になり、最後の決戦では、軍を派遣して蘇娥皇を守らせた。喬越を使って大喬を誘拐させ、比彘を従わせたが、大喬が身投げしたことで、最終的に魏劭と比彘に殺された。
蘭雲(ランユン)歌妓。魏儼に振り向いてもらえず、魏儼が小喬に恋していると噂を流す。その背後に蘇娥皇
高恒:
ピーター・ホー
士族出身の才子で文人。気高く風流な人柄。小喬の才気を高く評価し、敬愛している。

『折腰』見どころ・感想

面白いです!久々にハマったドラマで、一気見しました!

ストーリーは大きく分けて、前半が「政略結婚」、後半が「領土奪還」となっています。

祖父の代から続く恨みを解消しようと戦略結婚の話が出た訳ですが、そう簡単にいくわけがなくて、お互いに自分の国の利益を考えて、相手を出し抜こうと策を立て、一歩も譲らない知略戦を繰り広げます。

でも、小喬(ソン・ズーアル)は祖国の利益だけを考えているわけではなくて、嫁ぎ先とのバランスを取ろうと努め、巍国が長年抱えてきた問題を解決しようと知恵を貸したことで、2人の距離がグッと近づきます。

とは言いつつ、実は魏劭は小喬に一目ぼれしているのですが、父親と兄を殺された恨みがあるから、そう簡単には自分の気持ちを認めることが出来ないんですね。

魏劭は人の気持ちが読めない上、不器用な性格という描写シーンが続いて、中盤では中だるみ感がありますが、その後は野心家の蘇娥皇が登場することで、近隣諸国が大きく揺さぶられて面白い展開になっていきます。

そしてリウ・ユーニンのキスシーンも待っていますので、乞うご期待!相手役にソン・ズーアルというのはどうなのかな~と思いつつ、芝居は上手なので、まあいいかという感じです。

最後に忘れてならないのが、リウ・ドァンドァンが演じる魏儼の存在です。本作でもみんなをひっかき回す役どころで、また、儚い片想いをする役を演じていますが、最後には「よくぞ帰って来てくれた!」と手を叩きたくなるようなシーンが待っています。

個人的には、魏梁&小桃と大喬&比彘の純愛がお気に入りだったのですが、予想に反して残念な結末になってしまって涙ものでした。

タイトル『折腰』の意味

『折腰』というタイトルが珍しいと思いましたが、『折腰』には「屈する」という意味があって、「自分の信念や誇りを曲げて従う」あるいは「しなやかさで困難を乗り越える」という意味が込められているようです。

これは、小喬が魏劭に対して、自分の誠意や真心を分かってもらうために取った数々の行動を表しているのでしょう。

ドラマの中では「水は柔らかさで剛を制する」という言葉が使われていて、小喬が困難な状況を柔軟に乗り越えていく姿を運河になぞらえて描かれていますよ。

『折腰』はどこで配信してる?

中国ドラマ『折腰(The Prisoner of Beauty)』は、楽天VIKIにて日本語字幕付きで配信中です。

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以上、中国ドラマ『腰折(The Prisoner of Beauty)』の見どころ・あらすじ・相関図・登場人物・キャストをご紹介しました。

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